クリエイターが独自の視点で綴る山梨の酒場マガジン

甲府中心エリア

あのケツアナ・グランデやマンゲリーナ・ジョリーも来店。オカマ畑の最高峰。

サンプルテキスト。サンプルテキスト。

甲府で見つけた異国の地

甲府の中心街のドマンナカにあるグルメ横丁。

ありったけの夢が詰まった、異国情緒溢れるエキゾチックジャパンなグルメ施設。

沢山の酒場や飲食店が軒を連ね、大勢のお客さんで賑わっている。

その一角には、ひときわ異彩を放つ、キワキワでキレキレのお店を発見。

その名もバービー。

バービー人形のような娘がいるのか、はたまたフォーリンラブのバービーのような浮世離れした何者がいるのか。その答えは風の中。

いや、答えを見つけに風の中に飛び込んでみる。

横町のTHE酒場な雰囲気とは一変、キャッチーでポップでキュートな店内。

一瞬何屋かわからない。

恐る恐る店内を覗いていると、酒焼けなのかよく言えばハスキーボイスなイケメン兄さんが暴れまくってる。

その名も「うま子」。どうやら馬並みらしい。

アイコニックな酒焼けハスキーボイスの「いらっしゃ~い」に迎えられ楽しい夜が幕を開ける。

うま子は兄さんではなく、ネエさんだった。

オカマのシーズン開幕です。

友情ってやつは…付き合った時間とは関係ナッシングなの。

店名のバービーの由来は、Barbie(アメリカで人気の着せ替え人形)が大好きだから。

「カワイイ」がたっぷり詰まったアメリカンダイナーチックなお店。

レインボーネオンにユニコーン。

バービーとケンのポスター。

壁にかかってるテンガロンハットに天井で光るレコード達。

さぁ、また明日からもガンバロン的な。

360度どこを見渡してもオカマ、オカマ、オカマ。

飛び交う下ネタもなんだかキュートに聞こえちゃう。

「バットとボールが」と発するだけで良からぬ妄想が脳内を駆け巡る。

今夜、わたしは下半身タイガースです。

にしても、オカマのネイルってとってもキュートよね。

聞くところによると、あの有名なケツアナ・グランデやマンゲリーナ・ジョリーもお忍びで来店しているとのこと。

オカマ畑で、また会おう

かわいいサイズの店内は、座れば隣の人と自然とお友達。

もちろんオホモだちもなれる。

初対面同士のカラオケバトルが始まったり、ラーメン屋の店長が自家製チャーシューを肴に出したり、知らない人が知らない人の誕生日会でもらったという謎のおにぎりを分けてくれたり、気づいたら全人類穴兄弟、いや皆兄弟。

性別も年齢も、お互いがどこの誰かなんて関係ない。

誰もがありのままの自分で話して、飲んで、楽しめる、ロンリーとは無縁の世界。

レリゴーレリゴー。

少しも怖くないわ。

店主も店員もお客も、全員お花畑の真っ只中。

ここでは全員オカマ畑の真っ只中。

いつだってここに来れば何かが起こる。

いつだってここに来れば「ナニ」が起きる。

いつでもおいで。

オカマ畑でまた会おう。

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